自分は整形外科の門前の薬局に勤めています
40代以降の女性が手の症状で受診する方が多いです
病名としては、
変形性関節症:手指の関節に痛みや腫れ、変形が生じる疾患
・へバーデン結節:第一関節に起こる
・ブシャール結節:第二関節に起こる
・母指CM関節症:親指の付け根あたりに起こる
腱鞘炎:腱と腱をトンネルのように取り囲んでいる腱鞘に炎症が起きる疾患
・ばね指:指の付け根に起こる
・ドケルバン病:手首の親指背側に起こる
手根管症候群:親指から薬指の親指側半分までのどこかに起こるなど
関節に炎症が生じて腫れや痛みがある場合は、放置しておくと軟骨や骨の破壊が進行する可能性が高いため、早めの受診をおすすめします
血液検査などで他の病気でないことを確かめる必要もあります
まずは自分に合った先生を見つけるためにも整形外科の受診が大事
現時点では原因は不明ですが、発症が更年期の女性に多く、また利き手以外の手指にも症状が現れることから、女性ホルモンが関与している可能性が考えられています
一般的ですが、睡眠をしっかりとることや食生活をしっかり管理、運動によって常に筋肉を刺激し体の血の巡りを良好な状態に保つことも大切です